パセドウ病は、甲状腺機能亢進症の代表的な病気と言えます。甲状腺は、蝶が羽を広げたような形をした器官で、喉仏の下にあります。機能としては、甲状腺ホルモンを分泌しており、エネルギーの代謝や、体温の調節、脳や心臓、消化器系の発育などに関係しているとされています。そのため、分泌が盛んになりすぎたり、不足したりすると、様々な障害が出てくるようになります。甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンの分泌が盛んになるという病気の総称です。そして、この病気の9割ほどを占めているのがパセドウ病となります。
この甲状腺の病気は、男性よりも女性の方がかかりやすく、発病の時期としては20代から30代に多いというのが特徴です。男女比は1対4〜5となり、なぜこの男女比となり、女性の方が多いのかというのは、高度な医療が発達した現在でも詳しい理由が分かっていないそうです。動悸や多汗、頻脈など体の不調が続くような時、この甲状腺異常が考えられる場合もありますので、早めに専門医療機関での診察を受けるようにしましょう。
