膀胱炎の原因として、主に大腸菌やブドウ球菌などが考えられます。もともと膀胱には、細菌に対する自己防衛機能があるので、もし細菌が侵入してきたとしても、普通は尿と一緒に流れてしまったり、膀胱の粘膜の殺菌作用で防御されたりと、すぐに膀胱炎を発症することは少ないようです。しかし、風邪や過労などで体力が低下していたり、ストレスのため自己防衛機能が衰えている場合には、細菌の感染をしやすく、発症する危険性が高まります。
膀胱炎の治療は、まず原因になっている細菌の種類を明確にし、その菌に効果のある抗生物質を服用します。たいていの場合は、1〜2ヶ月ほどで炎症は消えるでしょう。しかし、医師の指示どおりに服用しなかったり、途中で服用をやめてしまうと、膀胱内に残っている細菌が、薬に対する耐性を獲得し、同じ薬では効果が出ないという状態となりますので、症状が消えた後も、医師の指示に従い、薬の服用を続けることが大切となってくるでしょう。
