腎臓の炎症である腎盂炎とは、大腸菌やブドウ球菌などの雑菌が膀胱から上に上ってきて、腎臓の腎盂まで広がった状態のことを指します。急性期には39度以上の高い熱が出て、悪寒と震えなどが起こります。また、尿の混濁や血尿、腰痛や背中から脇腹にかけて痛みがあるなどの症状があります。慢性化すると、微熱、頭痛、腰痛、倦怠感などの症状が見られるようになり、膀胱炎と同様に再発しやすく、慢性化しやすい病気なので、日常生活での予防が大切となってきます。治療法としては、とにかく安静が第一に必要になります。急性期の場合は、入院をしての治療となる場合もあるので気をつけましょう。原因菌に合った抗生物質や鎮痛消炎剤を服用するか点滴での治療を行い、腰には冷湿布を使用します。症状や薬剤にもよりますが、少なくとも3週間の治療が必要となるようです。水分を多く摂って、尿の量を増やしたり、刺激物やアルコールを避け、極力体に負担のかからないものを食べるようにすることが望ましいでしょう。
